縁結びの神様でも知られる出雲大社。昔から気になっていましたが中々訪れる機会がありませんでしたが、今回「SLやまぐち号」 「○○のはなし」 「奥出雲おろち号」の記事を書くために山陰地方を訪れ参拝してきましたので、出雲大社までのアクセスや参拝ルート、所要時間、出雲大社にほど近い稲佐の浜や旧大社駅も訪れましたので記事に纏めました。訪問の際のご参考になればと思います。
アクセス
出雲市から一畑電車で行かれてみていかがですか。縁結びの大社でもありますし、一畑電車のご縁電車で電鉄出雲市駅(JR出雲市駅から徒歩2分)から川跡駅で乗り換えて25分ほどです。
運賃は大人490円
ご縁電車はこちらでもご紹介していますのでご覧ください
可愛らしい出雲大社駅です。二の鳥居まで3~4分ぐらいです。
この他に、出雲市駅からは路線バスが30分に1本出ています。所要時間は経路によりまちまちですが30分~40分位です。運賃は500円ですが・・二の鳥居前(正門前バス停)に停まります。
正門前のバス停です。正直、こちらの方が便利ですよね
参拝ルート・所要時間
今回はなるべく人の姿が無い写真を撮りたかったので電鉄出雲市駅を始発の6時17分で出雲大社へ参拝して来ました。現在は出雲大社駅もバス停(正門前)も一の鳥居の先にあるので二の鳥居から参拝されますが、
こちらが一の鳥居です。出雲大社駅から下って2分位です。
(右手に小さく写っているのが一畑電車です。)
では、出雲大社駅から出雲大社の参拝ルートをご案内します。
駅前から参道を通り、二の鳥居から参拝です。鳥居をくぐる時は一礼して、端を通りましょう。
二の鳥居をくぐり参道を下ります。
しばらく進むと右側に祓社(はらいのやしろ)があります。
ここで心身を清めます。
由緒には この四柱の神を総して「祓戸の神」と称します。私たちが知らぬうちに犯した心身の罪汚を祓い清めて清々しい神の御心を戴げるようにして下さる神々です。と記されています。
心身を清めたら更に参道を進みます。
参道を進むと右手に「浄(きよめ)の池」が見えます。
さらに進み祓橋を渡りさらに進みます。
三の鳥居と樹齢数百年の松の参道を通ります。ここは参道が松で3つに分けられています。
更に進むと「ムスビの御神像」があります。
「ムスビの御神像」の反対側に手水舎です。拝殿、本殿に入る前に手と口を清めます。
作法は
1. 右手で柄杓ひしゃくを持って水をくみ、左手を清めます。
2. 柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。
3. 再び柄杓を右手で持ち、左手で水を受け、口をすすぎます。※柄杓は直接口につけない。
4. 改めて左手を清めます。
5. 残った水で柄杓の柄えを洗い清め、元に戻します。
では、いよいよ拝殿へ
四の鳥居をくぐり拝殿へ
拝殿です。 ここ出雲大社の拝礼は二拝、四拍手、一拝です。
ここではやはり注連縄ですね。
拝殿の後ろに回ると八足門(やつあしもん)です。
本殿を正面で参拝できます。
観祭楼と東十九社です。
この後、本殿の裏を反時計回りに進みます。
素鵞社(そがのやしろ)です。ヤマタノオロチ退治で有名な須佐之男命を祀る社です。
素鵞社から見た本殿の裏です。
彰古館です。1階には大国主様・恵比寿様の像が展示されていて、2階には出雲大社には信仰に関する資料が展示されているようです。
西十九社です。
駆け足で参拝してきましたが、帰りは松の参道の右手を通り
参拝終了です。二の鳥居~拝殿~二の鳥居まで30分でした。早朝で空いていましたので・・日中だと
こんなに早くは回れないでしょうね。
宿泊
出雲大社の周辺には老舗旅館が数件あるようですね。老舗旅館は竹谷屋さん 創業140年だそうです。
観光 周辺の見どころ
出雲大社に徒歩圏内の所を2か所ご紹介します。
旧大社駅
「鉄道でつなぐ旅」を謳っている以上訪れない訳がありません。
大正13年に建造され、国の重要文化財に指定されています。1990年に大社線が廃線となり、その使命も終了しました。
駅構内にはD51が展示されています。
昔は大阪からの直通列車もあったのでホームは長いです。改札口も昔のまま。ラッチが懐かしいです。
稲佐の浜
天照大神(アマテラスオオミカミ)より、国譲りの使命を受けた建御雷神(タケミカヅチ)が大国主神(オオクニヌシノカミ)と対面した場所だそうです。
ここまで出雲大社の二の鳥居から徒歩で15分くらいです。
最近、夕日が綺麗で話題にもなっているようです。
もう少し時間がたてばもっと綺麗に撮れたかもしれませんね。この日も10数名の方が訪れていました。