世界自然遺産の白神山地の西部に位置する十二湖。日本海の夕日の絶景が見れる不老不死温泉で人気が高まり十二湖も多くの観光客の方が訪れます。十二湖は江戸時代にこの地を襲った大地震によって沢がせき止められ、地盤が陥没して形成されたといわれています。標高150m~250mの起伏の多い台地に約4k㎡にわたって点在します。その時出来た湖沼は33湖ありますが大崩の展望地から見下ろすと12の池が見えるので十二湖と呼ばれています。 十二湖のなかでも有名なのが「青池」です。青池は青インクを流したような神秘的な姿を見せます。太陽の光や角度・時間帯などで姿を変えます。近くには崩山の侵食による断崖が周囲の木々に映え、絶景を見せる「日本キャニオン」などもあります。今回は奥十二湖バス停から青池~沸壺の池~十二湖庵~王池バス停のルートで散策しましたので、アクセス方法や散策ルートの詳細を記事に纏めましたので参考にしていただければと思います。
Contents
アクセス
鉄道からの史跡名勝をご紹介しているので鉄道駅からのご紹介だけです。申し訳ありません。JR五能線の十二湖駅より弘南バスさんが路線バスを運行しています。JR五能線では観光列車「リゾートしらかみ号」を運転しています。快適な旅を演出してくれます。
リゾートしらかみ号の運転日や運転時刻・車内の様子等は別ページにてご紹介しています。詳しくは下記をご覧ください。
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十二湖駅
駅構内にはコインロッカーとちょっとしたお土産が売っています。
十二湖行きのバスは「ぽっぽ茶屋」の前です。
散策ルート
今回は上記のマップのおすすめコース森の物産館キョロロ→青池→ブナ自然林→沸壺の池→十二湖庵から王池へ向かいました。
奥十二湖バス停から青池
今回の散策行程は十二湖9:15発のバスに乗車し奥十二湖9:30~散策~王池バス停10:55発~十二湖11:05着です。
もう少しゆっくりしたかったのですが、十二湖駅付近のガンガラ穴付近で「リゾートしらかみ号」の走行写真を撮るため強行軍でした。
ガンガラ穴付近の走行写真は五能線をご覧ください。
では十二湖の散策コースをご案内いたします。
奥十二湖のバス停付近です。ここから下ります。
左手に見えるのが森の物産館キョロロです。
看板を右手に進みます
道なりに進むと鶏頭場の池が左手に見えてきます。
ここは左手を進んでください。
鶏頭場の池を見ながら進みます。
青池は右手です。
青池
ここまで10分程度です。
透き通ったブルーが見事な青池です。時間帯や日差しの向きなどで色々姿を見せてくれます。
階段を上がると青池が見える展望所です。
撮影日は9月初旬の10時頃 天候は曇りでした。
今度は晴れた日に訪れてみたいですね。
青池から沸壺の池(ブナ自然林経由)
青池からブナ自然林を抜けて沸壺の池に向かいます。
最初は上り階段です。
階段を上がったところです。
ブナ自然林の看板が目印です。
ブナ自然林です。
ブナ自然林を抜けると二股に分かれます。右手に進みます
看板も出ているの見落とさないように。
ここからは足元注意下さい。滑りやすいので
少し下っています。
沸壺の池
十二湖の中で青池に匹敵する透明度を誇ります。
沸壺の池から十二湖庵
こちらも下りで足元がよくないのご注意下さい。
ここからオススメコースと別れて王池へ向かいました。
十二湖庵から王池
十二湖庵の前は落口の池です
王池までは一般道路です。車の数は多くはないですが、歩道がないので注意して歩いてください。
十二湖ビジターセンターまでは10分程度です。途中、中の池を見ながら歩きます。
十二湖ビジターセンターです。
館内では十二湖に生息する動物たちについての展示や、ジオラマで十二湖エリアの位置関係がわかります
越口の池を過ぎると王池東湖です。王池のバス停まで間もなくです。
王池バス停付近です。十二湖庵」から25分ほどの行程です。
今回はここまでです。近くには日本キャニオンもあり時間があれば訪れてみては如何でしょうか。