栗林公園の歴史は古くすでに400年近くなり国の特別名勝に指定されています。作成されたのは16世紀後半とされていて地元の佐藤氏の小さな庭でした。1631年頃生駒家の家臣・西嶋八兵衛の治水工事で広大な庭園の基礎が築かれたようです。庭造りは1642年から高松の初代高松藩主・松平頼重にも引き継がれ、100年以上経た1745年、5代藩主・頼恭の時代に完成しました。それから歴代藩主が修築を重ねて明治維新に至るまでの228年間、高松松平家の下屋敷として使用されていました。この栗林公園のアクセス・施設案内・営業時間・所要時間等をまとめましたので写真を交えながらご紹介します。
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アクセス
路線バス
高松駅前から路線バスが出ています。
ショッピング・レインボー巡回バスがおすすめで、高松駅からは西回り 栗林公園から高松駅へは東回りに乗車下さい。乗り場は4番乗り場です。大人150円 子供80円バスは25分間隔で運行しています。その他の路線バスも出ていますが運賃は大人240円 子供120円です。乗り場は5番乗り場です。詳しくはことでんバスのホームページをご覧ください。ことでんバスはこちらから
「ことでん」琴平線
栗林公園駅で下車下さい。駅から徒歩7~8分ほどです。
運賃は大人190円 子供100円です。
JR四国
JR四国 高徳線 栗林公園北口駅で下車 徒歩3分ほどです。
但し、入口は東門ではなく北口です。
運賃は大人210円 子供100円
施設案内
開園時間
開園時間は月によって違うのでご注意下さい。基本的にはほぼ日の出から日没まで
1月 7時00分~17時00分 2月 7時00分~17時30分 3月 6時30分~18時00分
4月 5時30分~18時30分 5月 5時30分~18時30分 6月 5時30分~19時00分
7月 5時30分~19時00分 8月 5時30分~19時00分 9月 5時30分~18時30分
10月 6時00分~17時30分 11月 6時30分~17時00分 12月 7時00分~17時00分
入園料
大人410円 子供170円(小・中学生)
開場日
年中無休です。
栗林公園の散策ルート
一般的な散策ルートは南庭回遊コースで下記の様な感じですね。
東門-鶴亀松-箱松-旧日暮亭-桶樋滝-掬月亭-楓岸-飛来峰-芙蓉峰-鴨引き堀-東門
施設紹介
それでは引き続き南庭回遊コースで回った所を撮影出来た所をご紹介します。
東門
まずは東門から入場です。
商工奨励館前付近です。ここを左に入りました。
正面には根上がりの樫が見えてきます。ここを右に進み梅林橋へ
ちょうど梅が咲いていたので南梅林に
寄り道です。
梅林橋
見返り獅子と牡丹石
見返り獅子と牡丹石付近の眺めをご紹介します。(北湖です。)
日暮亭
石壁と桶樋滝
旧日暮亭
1700年前後に建てられました。
涵翠池
旧日暮亭から涵翠池に出ます。
正面に見える建物が掬月亭です。
水面反射していてとてもきれいです。
掬月亭(きくげつてい)
17世紀後半に建てられたようです。
園愛のどこからでも入れるように正面は四方にあります。
園内にある茶屋風建物の中で一番大きい為大茶屋と呼ばれています。
楓岸
楓岸から見た掬月亭
飛来峰
栗林公園一の有名なスポットです。写真は朝8時30分ごろに撮影しました。まだあまり観光客もいなかったのでまずまずの写真が取れました。偃月橋と南湖と掬月亭です。
偃月橋
飛猿巌から南湖を望む
ここは周遊コースから少し迂回しています。
北湖の眺め
飛猿巌から迂回して出てきた所からの北湖の眺めです。
芙蓉峰
芙蓉峰から望む北湖です。飛来峰に負けない絶景です。
鴨引き堀
和船
和船は南湖を周遊するコースです。運行時間は9時からです。所要時間は30分ほど
事前に予約が必要です。当日、空があれば乗船可能です。
事前予約はインターネットでも可能です。
ちょっとだけ北庭へ
梅の時期だったのでちょっとだけ北庭の北梅林へ行ってみました。
近くには花しょうぶ園もありましたが・・・
所要時間と注意事項など
南庭回遊コースを回るだけでたっぷり1時間は必要ですね。
ベストの時間は8時頃 船はまだ出航前ですし、鳥たち(特に鴨は8時30分頃外に出されるようです)もいないので水面に反射する庭園の景色が見事です。お客さんもすごく少ないのでいい写真も沢山取れます。9時頃からは観光バスの団体さんも入ってくるの朝が絶対にオススメですよ。