2015年7月に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の1つ集成館事業。この集成館事業は仙巌園内にある反射炉跡や旧集成館・旧集成館機械工場(現尚古集成館 本館)もふくまれています。つまり現尚古集成館 本館や反射炉跡がある仙巌園が大名庭園として、初めて世界遺産に登録されました。今回は時間の関係上、閉園時間に近くの訪問で急ぎ足になりましが園内の様子や御殿の様子・アクセス方法等を写真を交えながらご紹介します。
アクセス
公共交通機関のみご紹介します。
鹿児島市営バスで運行する「カゴシマシティービュー」又は鹿児島交通で運行する「まち巡りバス」が便利です。
「カゴシマシティービュー」は30分1本の割合で運行しています。「まち巡りバス」は20分に1本の割合で運行しています。
両機関とも1日乗車券を販売しています。「カゴシマシティービュー」は600円(市営バス及び市電にも乗車出来ます。)
「まち巡りバス」は1日500円です。どちらを選ぶかは当日の散策次第ですね。
所要時間は鹿児島中央駅からバスで仙巌園前で下車で35分程度。途中城山等を経由するで多少時間はかかります。
鹿児島中央駅の乗り場は東口の4番です。(両バスとも同じです。乗り間違えに注意です)
その他、通常の路線バスも運行していますが、地元以外の方は乗り慣れていないので上記のバスで訪れることをオススメします。
「カゴシマシティービュー」と、「まち巡りバス」はこちらでもご紹介していますのでご参考にしてください。
入場料と開園時間
仙巌園&尚古集成館が自由に見学できる 大人1,000円 御殿観覧がセットになったものは1,300円です。
開園時間は8時30分~17時30分です。但し御殿は9時~17時なのでご注意下さい。
園内
園内の様子を写真を交えながら園内のおすすめコース順にご紹介します。
仙巌園に入場ゲートです。
入ってすぐに反射炉跡が現れますが後程ご紹介します。
奥にお土産処「薩摩のれん」が見えます。ここから桜島が見えます。入場直後に桜島が噴火しました。
この日は風向きが西からでしたので園内は大丈夫でした。
因みに西郷どんは桜島の噴火を見たことが無いと園内の方に教えていただきました。
島津家水天渕発電所記念碑
ここが正門です。
御殿の入り口です。(鍚門)
御殿の中も撮影可能でしたが後程ご紹介します。
ヤクタネゴヨウと櫻島
鶴灯籠 この灯籠は斉彬が1857年ガス灯をともしたといわれています。
日本初のガス灯は1872年に横浜と言われていますがその前にすでに点灯していたようです。
祥福橋から桜島を見ています。
祥福橋近くにある庭園のです。
おすすめコースから少し離れますが水力発電用ダム跡です。
曲水の庭です。
御殿の裏側から桜島を見ています。
反射炉跡です。
別角度からもご覧ください。
御殿
御殿の中は撮影が可能でしたので少しですがご紹介した思います。
御殿の全景です。
御殿の入口です。
御殿内の通路です。
中庭の様子です。
謁見の間です。
御居間です29代忠義はここで多くの時間を過ごしたようです。
御小座(化粧の間)29代忠義が着替えや髪を結った部屋です。
寝室です。
御小座(披露の間)この部屋は昭和天皇と香淳皇后(29代忠義の孫)が行幸啓の際に、到来物のお披露目の為に用いられました。
居間付近からの庭園の眺めです。
尚古集成館
ここは館内を撮影できませんので外観のみですが、是非訪れてご覧ください。
所要時間
園内もそこそこ広いです。今回は時間もあまりなく1時間程度で出てきましたがかなりきつく尚古集成館はゆっくり見れませんでしたね。お土産等を見る事を考えると2時間位あった方がいいかと思います。又園内では食事もとることができます。
訪問時間帯
園内はとて綺麗な所です。写真をきれいに撮りたい場合は午後の遅めの時間をオススメします。午前中は桜島を見ると逆光になります。