京都から山口県の下関まで(正確には幡生まで)を結ぶ路線で総距離は673.8kmです。JR線の中で1番長い路線です。
近年は豪華列車「瑞風」も走る絶景路線です。沿線には多くの観光も点在しておりローカル的な存在ながら列車旅を楽しめる路線です。ここでは絶景区間の車窓の眺めや点在する観光地や主要列車などを京都駅を起点にご紹介しています。このページは鳥取駅から出雲市駅までをご案内します。途中、ゲゲゲの鬼太郎列車が走る米子や庭園日本一の「足立美術館」、国宝「松江城」のある水の都松江や縁結びの神様で知られる出雲大社など観光地も点在しています。
Contents
鳥取~出雲市 列車のご案内
鳥取からは出雲市方面へは特急列車「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」が運転しています。
「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」に使用されているキハ187系
伯耆大山~出雲市間は伯備線の電化に伴い山陰本線の中で最初に電化された区間です。
この区間は最も優等列車が走る区間で岡山から特急列車「やくも」東京からは「サンライズ出雲」が走っています。
やくもに使用されている381系
倉吉・鳥取からは智頭急行線・山陽本線を経由して京都までスーパーはくとが運転されています。この列車は前面展望席が用意されていて人気が高いです。
「スーパーはくと」は別ページにてご紹介しています。こちらをご覧ください。
観光列車は2018年7月から「あめつち」が運行を開始しました。
あめつち号は別ページにて近日中に公開予定です。
又「名探偵コナン」や「山陰海岸ジオライナー」のラッピング車両も運転されています。
名探偵コナンのラッピング車両です。2015年3月 鳥取にて
山陰海岸ジオパーク車両 境港駅にて
鳥取~出雲市 車窓や観光地のご案内
山陰本線の中で県庁所在地も2か所通るため人口の多い区間です。
鳥取駅
鳥取砂丘の玄関口です。
鳥取砂丘へのアクセス方法は路線バスが便利です。
週末はループ麒麟獅子バスも運転されています。
鳥取~米子
この区間は比較的平地を走る区間で車窓の見どころはあまりありません。
鳥取から米子へ進行方向左がに大山が見えるのは下北条駅を過ぎた辺りからです。
又日本海の景色はほとんど見る事が出来ませんが、赤碕駅から大山口駅間は遠目ながら見る事が出来ます。
米子駅
境線の乗り換え駅です。境線の終着駅、境港駅は「ゲゲゲの鬼太郎」の作者水木しげるさんの出身地で境港駅周辺には水木しげるロードがあったり、境線は列車がゲゲゲの鬼太郎にラッピングされています。ゲゲゲの鬼太郎列車は別ページにてご紹介しています。こちらをご覧ください。
米子駅~出雲市駅
米子を出た列車は松江までは比較的平地を走る区間で車窓の見どころはあまりありません。
松江駅を過ぎると列車は右手に宍道湖畔を眺めながら進みます。
安来駅
安来駅が最寄り駅の「足立美術館」
2003年から庭園ランキング1位の足立美術館。今回は訪問出来ませんでしたのでアクセス等ご紹介します。
開館時間・入館料
4月~9月:9時~17時30分 10月~3月:9時~17時
大人:2300円
アクセス
シャトルバスで20分です。シャトルバスの時刻はこちらでご確認下さい。
松江駅
松江駅を過ぎると列車は右手に宍道湖畔を通ります。
又水の都としても知られ国宝「松江城」は現存する天守12城の1つでもあります。
松江城へのアクセス等詳しい情報はこちらをご覧ください
乃木~玉造温泉
マップの乃木~玉造温泉付近の写真です。
玉造温泉~来待
マップの玉造温泉~来待付近の写真です。
来待~宍道
マップの来待~宍道付近の写真です。
この乃木~宍道間の車窓は夕日が沈む頃の写真がサンライズ出雲から撮影した物あります。詳しくはこちらをご覧下さい。
宍道
木次線への起点駅です。この路線は途中松本清張の「砂の器」で登場する亀嵩駅があります。奥出雲たたらの地で有名な地域で、現在週末を中心にトロッコ列車が走っています。
詳しくはこちらをご覧ください。
出雲市駅
出雲大社への玄関口です。アクセスは路線バスか一畑電車です。
一畑電車ではご縁電車等の観光列車を走らせています。
ご縁電車は別ページにてご紹介していますのでこちらをご覧ください。
又出雲大社のご案内はこちらをご覧ください。
山陰本線は出雲市駅を出ると、この路線最大の絶景区間へと向かいます。
続きは次頁で
山陰本線その1 京都~鳥取 山陰本線その3 出雲市~益田 山陰本線その4 益田~下関