史跡名勝

弘南鉄道に乗って、田舎館村の田んぼアートへ。アクセス・料金・会場の様子等をご紹介

1993年に村おこしの一環で田舎館村で始まった田んぼアート。2018年9月に弘南鉄道を使って26回目となる田んぼアートを訪れました。会場の様子やアクセス方法・料金等を弘南鉄道の弘南線と合わせてご紹介します。今回は大人の休日俱楽部パスでの訪問です。別ページでも紹介しています。詳しくはこちらをご覧ください。

Contents

田舎館村の田んぼアート

田んぼアートまでの出来るまでを簡単にご紹介します。
前年の11月~2月にテーマの検討と図柄案が作成されます。
3月~4月に下絵が作成されます。
5月に設計図の作成と測量が行われます。
6月いよいよ田植えです。「田植え体験ツアー」があり一般の方も参加できるようです。
7月~が見ごろです。
使用している稲は
【食用】つがるロマン(緑)あさゆき(緑)
【古代米】紫大黒(紫)黄大黒(黄)緑大黒(緑)
【観賞用】ゆきあそび(白)べにあそび(赤)あかねあそび(橙)紫穂波(紫)赤穂波(赤)青系赤174号(白)
現在、田舎館村の田んぼアートは2つの会場で見る事が出来ます。
第一会場は田舎館村の村役場 第二会場は道の駅「いなかだて」です。

アクセス

電車の場合
弘南鉄道弘南線の田んぼアート駅で下車 第二会場は駅前です。
第一会場へはシャトルバスが運行されいます。
バスの場合
弘前バスターミナルから黒石・大河原行きで畑中バス停下車 第一会場へ徒歩約3分
車の場合は東北自動車道 黒石ICから国道102号です

料金・開館時間

料金

第一会場
展望台展望デッキ 大人300円 子供100円
第二会場
展望所 大人300円 子供100円

開館時間

両会場とも9時~17時(最終入館16時30分)

見れる時期

上記でもご案内していますが、田植えが6月ですので7月上旬からが見ごろです。2019年は稲刈りが9月29日です。田舎館村のホームページで月に2回ほど田んぼアートの画像がアップされています。それを見ると見ごろはお盆のころがいいように思います。

弘南鉄道で田んぼアート会場へ

では早速会場へご案内します。今回は弘南線の弘前駅から会場へ向かいました。
弘南線は11時台、12時台、13時台は1時間に1本の運転なのでご注意下さい。

弘前から25分弱で到着です。

 

田んぼアート駅は12月~3月の間
列車は停車しません

 

 

 

弘前から来た場合は始発は8時50分です。その前の列車は停車しません。
又、最終の弘前行きは17時26分です。それ以降も停車しません。御注意下さい。

ここから最初に第一会場に向かいます。その理由は後程・・

 

 

 

 

 

シャトルバスのたさあべ号です。無料です。第一会場へは5~6分程です。

 

 

 

 

 

ここが第一会場です。天守閣まで上がると500円です。

田んぼアートはこの後、ご紹介します。

田んぼアート駅行きのシャトルバスは中央公民館の前から出発ます。

 

 

 

 

 

ここから第二会場の田んぼアート駅まで戻ります。

 

 

 

 

 

ここが第二会場の展望所です。第一会場も展望台への再入館が出来ないのでご注意下さい。

回り方

弘南鉄道で田舎館村の田んぼアートへ行く場合は田んぼアート駅に到着後、まずは第一会場へいかれる事をおすすめします。理由は列車の到着時刻にはシャトルバスは接続していますが、第一会場から田んぼアート駅へのシャトルバスが列車に接続していません。なので最初に第一会場へ行かれる方が良いです。

第一会場

それでは田んぼアートをご紹介します。

田んぼアート

2018年のテーマはローマの休日です。

 

 

 

 

 

これは展望デッキから撮影した写真です。

 

 

 

 

 

展望デッキには解説が・・縦140m 横 48mと53m です。

では、天守閣に上がってみます。

 

 

 

 

 

こちらが天守閣からの写真です。

第一会場の施設

第一会場の1階には過去の田んぼアートの写真が飾られていました。

 

 

 

 

 

第一会場の建物の前には屋台が並んでいました。

 

 

 

 

 

屋台の奥には足湯もありました。

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第二会場

では第二会場もご紹介します。第二会場は道の駅「いなかだて」の敷地内です。

田んぼアート

2018年のテーマは手塚治虫キャラクターです。【鉄腕アトム】【ジャングル大帝】【ブラック・ジャック】【リボンの騎士】の4作品に【手塚治虫氏本人】の5作品です。

 

 

 

 

 

幅が広すぎてとても1枚では収まりません。

 

第二会場の田んぼアートのサイズは

横160m 縦70mです。

 

 

石アート

第二会場のは石アートもありました。 テーマは惜しまれる 【美空ひばり】【Princess Diana(ダイアナ妃)】です。

 

 

 

 

 

道の駅

第二会場は道の駅の施設内です。名産品等が購入できるのがうれしいですね。

 

 

 

 

 

弘南鉄道と田んぼアート

弘南鉄道の弘南線は津軽富士の岩木山をバックに撮影できるポイントがあると思いますがここからの写真もなかなか良かったですよ。

奥には津軽富士も見えます。ちょっと雲が掛かったのが残念ですね。

田舎館村埋蔵文化財センター・田舎館村博物館

第二会場には隣接して田舎館村埋蔵文化財センターと博物館があります。

 

垂柳遺跡に関する展示をしています。

 

 

 

高樋遺跡で発見された約2,100年前の水田跡・水路跡をそのまま化学処理をして展示しています。

 

 

 

 

 

広さ140㎡あり水田跡を自由に歩くことが出来ます。

 

 

 

 

 

展示されている土器の中には実際に手に取って見る事が出来るものあります。

2023年のテーマ

2023年のテーマは下記の通りです。

2022年のテーマ

第一田んぼアート:門世の柵と真珠の首飾りの少女

第二田んぼアート:ONE PEIECE 

他の田んぼアート

現在は全国で20数か所で田んぼアートを見る事が出来ます。この田舎館村の近く、秋田内陸縦貫鉄道の沿線でも見る事が出来ます。秋田内陸縦貫鉄道は実際に乗車して撮影しましたのでこちらもご覧ください。

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